帰宅してから内容を確認してみると、通信制高校は毎日学校に通うものではないと分かりました。
名前は聞いたことがありましたが自分の中で夜間の学校と一緒になっていて、通信制高校のことを正しく理解出来ていなかったのです。
パンフレットを読めば読むほど、普通の高校に通うよりは自分に合っているのではないかと思えました。
ときどきスクーリングと呼ばれる通学をこなせば後は自宅学習で良いですし、もし参加したいのなら部活にも参加出来ることが良いなと思えたのです。
運動部ばかりであれば興味が出なかったかもしれませんが、自分が好きなアニメや漫画に関係するような部活もあったので雰囲気が良ければ入りたいとも思えました。
自宅でパソコンでも調べてみてやはり他の高校に行くより良いと感じたので、親にやっぱり通信制に行きたいと言ってみました。
学校に進学する気になったことに驚いてはいましたが相変わらず深いことは聞かれず、行きたいなら通信制にすれば良いという反応だったのです。
数日学校を休みましたが、次に登校したときには担任の先生に広島県の通信制高校に行くことにすると言ってみました。
短期間で気が変わったことに驚いていたようですが、先生は通信制でも高校に行くことを喜んでくれたのです。